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トルコの伝統手芸・オヤの技法を使ったアクセサリーや生活雑貨を作っています。

「オヤ(oya)」はトルコの伝統的な「縁編み」全般を指す言葉です。転じて「手先の器用な」、「繊細な」、という意味を表すこともあります。何の「縁」かといいますと、スカーフの縁です。トルコは1923年の共和国成立後からは政教分離を原則としていますが、セルジューク朝→オスマン帝国と続く流れから、イスラム教徒の人がほとんど。イスラム教徒の女性は髪の毛を隠すため、スカーフを被る習慣があります。オヤはそのスカーフの縁かがり・縁どりをするために使われ、発展してきました。
花や果物、身の回りの物などの身近なモチーフを表現し、スカーフの色柄に合わせて縁取りををしていきます。そのモチーフには作り手の想いが込められており、住む場所によって作られるものは違っていました。

技法や使う資材によって名称が異なり、代表的なものとして、イーネ・オヤス(縫い針使用)、トゥー・オヤス(かぎ針使用)、メキッキ・オヤス(タティングシャトル使用)、ボンジュク・オヤス(ビーズ使用)などがあります。

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「チェイズ(Çeyiz/Cheyiz)」は、トルコの伝統的な嫁入り道具の一式を入れた長持(ながもち:衣装ケースのようなもの)のこと。
「ないものはない(Yok yok.)」と言われるほど中身はバリエーション豊か。
嫁入り前にも後にも、部屋中に広げて披露したりします(Çeyiz Sergisi チェイズ・セルギシと呼ばれます)。

手芸品も多く、ものは多ければ多いほどよい、手がきれいなものが多いほど良い嫁の証、ともいわれるため、子供が生まれたときから用意し始める人もいるくらいです。
オヤ付きのスカーフの場合、実際にすべてを自分で使うわけではなく、結婚後や折に触れて周りの女性たちに配ったりします。

私にとって、「チェイズ」のイメージは、大事にしているもの・これから大事にしたいものをたくさん詰めこんだ「宝箱」。

いいものと出会ったら、手に入れて大事にしておく。
自分の技量を嫁ぎ先に見せるため、手芸品は丁寧に。
未来に明るい夢を見ながら選ぶいろいろなモノ。

何より開けるたび、取り出すたび、飾るたびに喜びを感じるモノたちの集合体。

そんなわくわく感の中から、お客様にもお気に入りのものがみつかるといいな、と、思います。

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【トルコ】の手芸・オヤを作る際に使われる様々な技法を使ったオリジナル・ハンドメイドアクセサリーがメインですが、キルギス(クルグズ)の民族楽器を演奏していた縁で【中央アジア】も好きなので、そちらに絡めた商品/オリジナル商品もお出しています。
どうぞごゆっくりご覧くださいませ。

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Website URL: http://badem.skr.jp/cheyiz/index.html
Blog URL: http://cheyiz.sblo.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/cheyizjpn/

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